中学生の子どもが、積極的に、自ら勉強をしてくれれば良いのですが、そうも行かないという家庭も多いのではないでしょうか。
そうすると、お父さん、お母さんは、中学生の子どもの勉強に、非常に頭を悩ませられますよね(^-^;
中学生になると、子どもが勉強しない場合、ご家庭で、どのように対応するのが良いのか、非常に難しいですよね。
「勉強しなさい」といっても勉強しないどころか、むしろ、逆効果になってしまうことも多いですよね。
かといって、勉強しないのを放っておくのは大丈夫なのかどうかと心配になります。
そこで、ここでは、中学生の子どもが、勉強しない場合、放っておくのが良いのかどうかについて、くわしく見ていきたいと思います。
中学生が勉強しないのを放っておくとどうなる?
言わないと勉強しないから、勉強するように言うのですが、言っても余計に勉強しなくなるのであれば、放っておきたくもなりますよね。
しかし、実際に、勉強しないからといって、放っておいたらどうなるのでしょうか。
以下のいずれかではないでしょうか。
- しなければいけないことに気付いて勉強し始める
- 今までと変わらず勉強しないまま
- 言われないから、さらに勉強しなくなる
それぞれについてくわしく見ていきたいと思います。
しなければいけないことに気付いて勉強し始める
中学生の子どもは、「勉強しなさい」と言われないことで、不安を覚える可能性があります。
そうすると、放っておかれることで、自分自身で勉強しなければいけないことに気付くかもしれません。
言っても、反発されるだけだったのが、放っておくことで、自分で理解してくれるというのは、理想的な解決法ですよね。
子どもにとっても、自分で気付くという大きな成長となります。
今までと変わらず勉強しないまま
言われようが、言われまいが、勉強に対しての取り組みが、特に変化しない場合もあります。
暖簾に腕押しのような状態ですよね。
注意しようがしまいが、あまり効果がなく、指摘されている内容が、あまり、響いていないというような子どもの場合には、どちらでも変化が見られないかもしれません。
言われないから、さらに勉強しなくなる
一番、怖いのが、言われなくなることで、さらに勉強しなくなることです。
言われないのならば、勉強しなくても良いと思ってしまっているような状態です。
このような子どもであれば、どうしてあげるのが良いのか、非常に悩みますよね。
当然、上記のいずれかの結果になるのではないでしょうか。
それでは、実際のところ、勉強するように言った方が良いのか、放っておくほうが良いのかいずれなのでしょうか。
中学生が勉強しないのを放っておくのが良い場合とは?
言われなくなることで、自分自身で気づいて、勉強するようになってくれれば、それが一番良いですよね。
そうはいっても、放っておくことによって、中学生の子どもがどうなっていくのかは、やってみなければわかりません。
しかし、放っておくほうが良い場合というのもあります。
それでは、勉強しない場合に、放っておくほうが良い場合とは、どのような場合なのでしょうか。
- 言われなくなると自分で勉強するようになる場合
- 親に言われることで余計に勉強しなくなる場合
- 勉強よりも優先することが明確に存在する場合
それぞれについてくわしく見ていきたいと思います。
言われなくなると自分で勉強するようになる場合
言われなくなると、自分で何かに気づき、勉強し始めるというケースもあります。
しかし、これは、確率としては、非常に低いです。
言われなくなり、放っておかれることで、自ら勉強し始めるくらいなら、もっと早く気付いている可能性が高いのではないでしょうか。
そのため、塾の先生などに、「放っておきましょう」などと言われることもあるかもしれませんが、注意が必要です。
親に言われることで余計に勉強しなくなる場合
言われることで余計に勉強しなくなるという場合ですが、これは、誰に言われてもそうなるというわけではありません。
時期的に、特に、お父さん、お母さんに言われると、言うことを聞きたくないのです。
「なんで親の言うことを聞かないんだ!」と感情的に納得できない人も多いかと思います。
しかし、逆に考えてみてください。
みなさんが、子どものころ、親に言われると、親に言われるからこそ、言うことを聞きたくないという気持ちになりませんでしたか。
このような場合には、家では放っておくのが良いでしょう。
しかし、その代わり、塾や家庭教師など、環境を与えてあげることが重要です。
勉強よりも優先することが明確に存在する場合
これは、少しレアなケースかもしれません。
子どもの中で、将来やりたいことで明確である場合です。
そして、そちらに打ち込んでいる時間が圧倒的に長く、しっかりと努力できており、勉強に充てる時間が取れない場合です。
そのような場合には、勉強しなさいといっても、勉強する意味もあまり明確ではないかもしれませんので、効果は薄いでしょう。
しかし、本当に、将来、勉強を必要とせずに、やっていくだけの覚悟や努力があるかどうかが重要となります。
このようなパターンがありますが、たいていの場合は、真ん中のパターンでしょう。
親が言うことが逆効果になっている場合です。
このような場合には、家庭内では、放っておくようにして、何らかの方法で、勉強させるのが良いかと思います。
そして、家以外では、変化していることを認めてあげるのが良いです。
自己肯定感を高めてあげれば、子どもたちは、必ず変化していきます。
中学生が勉強しないのを放っておくのが良い場合とは?
中学生の子どもたちが、勉強しないというのは、どこの家庭にも起こり得ることです。
しかし、当事者の親の立場からすると、非常にツライ気持ちになるでしょう。
毎日毎日、勉強もせず、ダラダラしている様を見てしまい、明らかに成績も下がっていくとなると、「勉強しなさい」と言いたくなくても言わずにはいられません。
しかし、言ったところで逆効果になるのもわかっているけれども、かといって放っておくのも…という歯がゆさがありますよね。
話し合ったりすることができれば、まだ解決もできるでしょうが、話し合うのも難しい年ごろになってきますよね。
上記で述べてきたように、言われるとしなくなるというのは、親から言われるとというのが原因の大きなものとなります。
親は放っておくと言っても、環境を与えてあげる必要があります。
子どもたちには、親に放っておかれたと思われないことも重要です。
そして、変化を認めてあげましょう。
人間というのは、認められなければ、モチベーションを維持するのは困難なものなのです。
このようにすることで、やる気を取り戻してもらえると良いですね(^^♪
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