中学生になると、学期ごとに定期テストが実施されます。
そして、この定期テストは、内申点の成績に含まれるので、高校入試において、非常に重要な役割を果たします。
そのため、中学生になると、普段から、言われなくても机に向かう習慣を身に付けてもらえるのが理想なのですが、現実は、なかなかそうもいきませんよね。
中学生が、定期テスト勉強において、やる気になってもらうための名言などがあれば良いのですが、そのようなものはあるのでしょうか。
そこで、ここでは、中学生が、定期テスト勉強において、やる気になる名言をご紹介いたします。
目次
テスト勉強やる気になる名言「正しい努力は報われる」
中学生のテスト勉強において、やる気になる名言をたくさん紹介しているサイトなどもたくさんあります。
しかし、ここでは、テスト勉強において、たった一つだけのやる気を出すための名言をご紹介いたします。
それは、「努力は報われる」というものではなく、「正しい努力は報われる」というものです。
特に珍しい内容ではなく、いろいろなところで耳にする言葉かもしれません。
しかし、昔は、よく、努力は報われるなどと言われていましたが、実際に、努力というのは、報われない場合もあり、悔しい思いをする人もたくさんいるのかもしれません。
しかし、勉強においては、正しい努力というのは、必ず報われるのです。
そして、このことは、テスト勉強をしなければいけない、すべての中学生にあてはまります。
なぜ、勉強において、正しい努力が報われると言い切れるのでしょうか。
それは、勉強というものが、ある程度等しく結果が出せるような内容であるからです。
その理由については、以下の内容があげられます。
- 中学校の学習内容は新たに学ぶものが大半
- 中学校の定期テストは教科書からの出題が大半
- 定期テストは出題範囲が限られている
それぞれについてくわしく見ていきたいと思います。
中学校の学習内容は新たに学ぶものが大半
中学校での学習内容というのは、小学校から積み上げた内容になっていることが前提ですが、全ての教科において、そのようになっているわけではありません。
例えば、数学(算数)においては、計算のベースなどは、小学校のものを使用することにはなります。
しかし、中学校で最初に学習するのは、正負の数の計算という、小学校では学習していなかった「マイナス」の概念を用いたものとなります。
このような、新しく学ぶものであれば、基本的には、みんなが平等な条件となります。
そのため、努力さえ行えば、成果が報われやすいものとなります。
中学校の定期テストは教科書からの出題が大半
中学校の定期テストの出題内容というのは、基本的には、教科書からの出題が大半となります。
教科によっては、教科書を使用せず、プリントを中心に進める場合もあるかもしれません。
しかし、ここで教科書内容というのが意味するのは、学校の授業で扱ったものということです。
つまり、授業の内容をきちんと頭に入れていれば、テストで良い結果を出すことが可能となります。
そのため、正しく努力を行えば、成果が報われるということになります。
定期テストは出題範囲が限られている
実力テストや模試などでは、テストの出題範囲が、これまでの学習内容となっていたり、出題される問題も高度なものであることが考えられます。
しかし、定期テストの場合では、前回の定期テスト以降に学習した内容が中心となったテストが作られることになります。
すなわち、指定された範囲の内容をしっかりと学習することで、良い結果を出すことが可能となります。
このように、中学校の定期テストにおいては、正しい努力というのは、報われるものなのです。
それでは、正しい努力とはどのようなものなのでしょうか。
テスト勉強における、報われるための正しい努力とは?
それでは、中学校の定期テスト勉強において、報われるための正しい努力とは、一体、どのようなものなのでしょうか。
それは、以下の3つとなります。
- 復習を行うこと
- 暗記を正しく行うこと
- 時間を正しく使うこと
それぞれについて、くわしく見ていきたいと思います。
復習を行うこと
普段から、その日に学習した内容を、しっかりと復習できていることが重要となります。
それさえできていれば、新たに学んだ内容において、理解が不足しているということにはならないのです。
まずは、この習慣を確実に身に付けることが重要です。
このような正しい努力を行うことは、必ず、結果に結びつけることができます。
暗記を正しく行うこと
テストの内容としては、暗記しなければ、点数に結びつかないものがたくさんあります。
勉強というのは、「わかる」「わからない」だけでなく、「知っている」か「知らない」かだけのものも非常にたくさんあります。
そのため、新たに学んだ学習内容に関しては、しっかりと暗記しておくことが必要となります。
そして、定期テストにおいては、暗記しているだけで、点数を取ることができるものがたくさん出題されます。
ですので、正しく暗記を行うことは、必ず、結果に結びつきます。
時間を正しく使うこと
上記で述べたように、普段から、復習や暗記を行うことは非常に重要です。
しかし、それだけではなく、定期テスト前には、しっかりとテスト勉強を行う必要があります。
定期テストで良い結果を出すためには、テスト前の時間の使い方が重要となります。
そのためには、ワークなどの提出物は、普段からコツコツと仕上げておき、テスト前に、提出物をする必要がない状態にしておくことが前提となります。
ワークなどの提出物を、普段からコツコツと仕上げておくことは、普段からの復習にもなり、非常に効率の良い勉強となります。
そして、そうすることで、テスト前には、苦手な個所などの復習を行うための時間を確保することが可能となります。
このように、テスト前には、時間を正しく使えるように計画を立てられることも重要となります。
スポーツや芸術などと違い、勉強は、基本的には、平等なものとなります。
そのため、正しく努力を行うことは、必ず、結果となり、報われるのです。
そのためには、当たり前のことを確実にこなせることが必要となります。
テスト勉強における、正しい努力は必ず報われる!
テスト勉強において、やる気になる名言として、「正しい努力は報われる」というものをお伝えしてきました。
やみくもに努力をしても、勉強においては、報われない可能性があります。
例えば、「1日15分の勉強で点数アップ」などの甘いキャッチコピーの誘惑に負けて、大した努力をしなければ、成果に結びつけるのは難しいかもしれません。
普段、たいして勉強していないのに、テスト前だけ、取ってつけたように勉強したとしても、そのような努力は報われないかもしれません。
上記で見てきたような、当たり前のことを実行し努力することは、必ず結果となり、報われます。
正しい努力が報われるためには、それらを継続し続けることが重要となります。