中学校になると、学期ごとに、定期テストがあります。
そして、これらの点数というのは、内申点に含まれるため、中1からしっかりと取り組む必要があります。
しかし、中1の始めのほうは、まだ勉強の内容が簡単です。
また、中学校になったばかりだったりするため、あまり危機感を感じていないという人も多いのではないでしょうか。
実際、中1の1学期の中間テストは、平均点も非常に高く、多くの中学生が、各教科80点~90点を取っています。
しかし、これが、1学期期末テスト、2学期中間テストと進んでいくにつれ、難易度が上がるとともに、平均点も下がり、子どもたちの点数も下がっていってしまいます。
そのようにならないためには、テスト勉強の仕方を中1ではどのように行うのが良いのでしょうか。
そこで、ここでは、テスト勉強の仕方について中1ではどのように行うのが良いのか、詳しく見ていきたいと思います。
[quads id=1]テスト勉強の仕方は中1ではどうするべき?
テスト勉強の仕方は中1から以下の3つを身に付けるべきです。
- 日々の復習の習慣を身に付ける
- テスト前の正しい時間の使い方を身に付ける
- 定期的な復習の習慣を身に付ける
それぞれについて、詳しく見ていきたいと思います。
日々の復習の習慣を身に付ける
中学校の定期テストには、何も特別難しい問題がたくさん出題されるわけではありません。
また、学習する内容というのも、基本的には、全員平等に、新たに学ぶ内容となります。
そのため、新たに学習した内容をしっかりと理解し、頭に入れておくことで、良い点数を取ることができるはずなのです。
もちろん、塾などで予習をしてしまっている子どももいるかもしれません。
しかし、そうでないと、良い点数を取ることができないわけでは、決してありません。
ですので、普段から、学校で学習した内容を、しっかりと、復習する習慣を身に付けていくことが重要です。
テスト前の正しい時間の使い方を身に付ける
普段、しっかりと勉強していたとしても、内容が抜けていってしまうこともあります。
そのため、テスト前には、これまでの学習内容のうち、苦手な教科や内容の復習に時間を使えるようにしておく必要があります。
このテスト前の時間に、課題や提出物ができてないので、テスト勉強できないという状態になってしまっているのであれば、まずは、そこを改善しなければいけません。
テスト1週間前には、部活動もなくなるはずなので、勉強に充てられる時間はあるはずです。
定期的な復習の習慣を身に付ける
普段から、日々の復習が重要です。
それだけではなく、定期的な復習というのが重要となります。
タイミングはいつかというと、夏休み・冬休み・春休みなど、学校の授業が進まない、長期休みのときです。
このときには、中学校から、何らかの課題や宿題というのが提示されることが多いでしょう。
そして、それらは、解答とともに渡され、答え合わせまでが宿題となっていることが多いかと思います。
そして、それらの内容は、これまでの学習内容の復習であり、休み明けに、それらの出来を確認するための、課題テストや実力テストが実施されるかと思います。
このような提出物についても、提出のためだけにやるのではなく、自分の復習のために取り組むことが重要です。
極端に言うと、解答を見ながらやってしまっている子どもというのもいるのです。
このように、重要なことは、基本的な復習ということなのです。
これらがきちんとできているかどうかによて、積み重なることで、大きな差が出来てしまうのです。
テスト勉強の仕方で中1から身に付けるべきなのは、このような3つのこととなります。
これらを積み重ねることが重要です。
では、なぜ、中1の2学期くらいから平均点が下がり、出来る子と出来ない子に大きな差がつくのでしょうか。
[quads id=1]中1の2学期くらいから平均点が下がり差がつく理由は?
中1の最初の頃は、ほとんどの生徒が良い点数を取っています。
しかし、徐々に平均点が下がり、2学期くらいから点数に差ができますが、その理由というのは、以下の3つです。
- 中1の最初の学習内容が簡単すぎただけ
- 授業をきちんと聞かなくなる
- 学習量・内容が多くなり抜けていってしまう
それぞれについて、詳しく見ていきたいと思います。
中1の最初の学習内容が簡単すぎただけ
中1の最初のテスト範囲にあたる学習内容というのは、各教科、非常に簡単な内容となっています。
これは、お父さん、お母さんも記憶にあるのではないでしょうか。
特に、わかりやすいのが、英語ですよね。
アルファベット、ローマ字、単語を書いたり、「I am ~.」「You are~.」を用いた文を作ったりするような内容が大半となります。
そのため、たいていの生徒が90点以上を取れて当然のようになっていますよね。
しかし、本来、勉強というのは、このようなものなのです。
全ての生徒が、平等に新たに学んだものであり、学校で学んだ知識をきちんと頭に入れて挑めば、しっかりと点数を取ることができるのです。
ここから、差がついていってしまう理由は、新たな学習内容がきちんと頭に入っていないことと、過去の学習内容の理解があいまいになってしまうことによるものなのです。
授業をきちんと聞かなくなる
中学校になって、学習内容が難しくなり、学習量も増えていくのに、反して、授業をきちんと聞けていないといったことも原因になりえます。
小学校と比較して授業時間が長い、部活動で疲れてしまっている、勉強する意義がわからずやる気が出ないなどいろいろな理由があげられると思います。
このように、学習内容が難しくなり、学習量も増えているのにも関わらず、授業を聞けていなければ、理解が悪くなってしまって当然ですよね。
学習量・内容が多くなり抜けていってしまう
また、学習量や学習内容が増えていってしまうので、学んだものが抜けていってしまうということも起こりやすいです。
特に、テスト直前に一夜漬けで頭に詰め込んだものなどは、記憶に定着しにくく、時間とともに抜けていってしまいがちですよね。
中1の1学期期末テストや2学期中間テストあたりから、差が開いていってしまうのは、このような理由からなのです。
ここで、以下のように考えてしまうのは、まったく間違っているということを理解しなければいけません。
テストで点数の良い生徒に対して「あの子は頭が良い」「自分はやってもできない」
最初のテストは、きちんとできたはずなのです。
差がついてしまうのは、習慣や取り組みが悪いだけで、そのことが、だんだん差を広げていってしまっているだけなのです。
そのことで、徐々に平均点が下がり、2学期くらいから点数に差ができるわけなのです。
では、テスト勉強を中1から正しく行い、成績を下げないためにはどうすれば良いのでしょうか。
[quads id=1]テスト勉強を中1から正しく行い成績を下げないためには?
テスト勉強を中1から正しく行い成績を下げないためには以下の3つが重要です。
- 日々の復習の習慣を身に付ける
- テスト前の正しい時間の使い方を身に付ける
- 定期的な復習の習慣を身に付ける
ただ、自宅学習でこれらを実行し続けるのは難しいという人もいるかもしれません。
そのような場合には、オンライン家庭教師を検討するのも良いかもしれません。